リスクアセスメント全般

多分何らかの質問が来ると思います。狙いなどの理解は深めておきたいです。

労働衛生コンサルタントの時は、「中小企業から相談を受けて、危険性が判らない物質を扱うときはどうしますか?」という質問がありました。頭が真っ白になり、「SDSを見ます。」と中途半端な回答をしましたが、試験官の方が色々誘導していただき、「リスクアセスメントをする」という回答を引き出していただきました。どのようなリスクアセスメントをしますか?という問いが続けて来ましたので、「中小企業は余り費用を掛けられないので、コントロールバンディングを勧めます。」と回答できました。 ※コントロールバンディングは衛生関係のリスクアセスメント方法です。

労働安全コンサルタントの時は、「どのような時にリスクアセスメントを行いますか?」と聞かれました。これは簡単ですね。

職場のあんぜんサイト:リスクアセスメント[安全衛生キーワード] (mhlw.go.jp)

リスクアセスメントの法的根拠は?

安衛法28条の2項に「リスアセスメント及びその結果に基づく措置の実施」が努力義務とされています。

安衛法57条の3項では化学物質のリスクアセスメントが義務付けられています。

 

リスクアセスメントの手順は?

①機械・設備・原材料・作業行動や環境などについて危険性又は有害性を特定する

②リスクの見積もりを行う

③優先度の決定

④リスク低減措置の実施(本質対策⇒工学的⇒管理的⇒個人保護具)

 

リスクアセスメントが労働衛生マネジメントシステムに組み込まれるようになった背景は ?

生産技術の進歩により、新しい製造機械、プロセス、原材料、工法が導入されるようになって今までになかったような危険性や有害性が伴うようになり、新しい労働災害が発生するようになった。そのため、事前に未然防止を図る安全先取り型のリスクアセスメントが求められるようになったでしょうか・・・。

 

リスクマネジメントとはなにか?

独立行政法人 国立青少年教育振興機構のHPより

安全管理

 

リスクの優先順位の付け方は?

下記HPに記載がされています。わかり易いHPだと思います。

リスクアセスメントの進め方、書き方、そして事例まで|(一財)中小建設業特別教育協会 (tokubetu.or.jp)

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