衛生管理者の解答速報ってないんですか?
ここでは衛生管理者の解答速報について書きたいと思います。
このHPの分析ツールを見ていると、「衛生管理者 解答速報」というワードでたどりつく人が一定数いるようです。
(当HPでは別の試験の解答速報を書いたことがあるので、その関係でヒットするのでしょうか?)
これ以上色々探すのも大変だと思いますので、その答えをここに記載します。
結論:「(信頼のおける)衛生管理者の解答速報は無い 」となります。
もしかしてどこかに速報があったとしても、誰かが自分の答えを書いただけで、見てもあまり役に立たないと思います。
以下が理由となります。
その①:問題を持ち帰ることができない
衛生管理者試験の表紙です。
6.に書いてある通り、試験問題は持ち帰ることができません。問題がないとどんな人でも解答速報は難しいです。
その②:解答を覚えていられない
もし解答速報を出した人がいたとしても、受験生が解答を覚えていられないという問題があります。
前の画像の3.に「受験票には何も記入しないでください。」と書いてあります。
帰り際に40問の解答を受験票に書いていたら、注意事項に違反します。
ならば電卓に入力して覚えておこうと思っても、12桁くらいしか記録できないので40問近くも覚えられません。
その③:試験回数が多すぎる
この表は令和元年度の第一種衛生管理者の試験状況です。コロナ影響が無いほうがわかり易いと思い、2019年度のデータをだしました。
受験者にとっては大事な1回の試験ですが、全体の試験からすると263回のうちの1回にすぎません。
1回の受験者は平均で260人です。もし問題を持ち帰ることができたとしても、260人のために解答速報を出す人はいないと思います。
もし68,000人が年1回の試験を一斉に受けるなら、大手教育業者が5人位受験させて解答速報を出してくれるかもしれませんが・・・
この試験回数が多すぎるというのが、①と②にも関わっていると思います。
試験回数が多いので、問題は数パターンを使いまわしていると思います。
毎度これを持ち帰られると、ネットなどで共有されて試験問題を丸暗記すればいい試験になってしまいます。
合否がその人の知識とは別の要素になってくるので、問題は非開示にしていると思われます。
もしかしてどこかに速報があったとしても、誰かが自分の答えを書いただけで、見てもあまり役に立たないと思います。
どうしたら合否が早く判るの?
合格発表日まで待つしかありません。安全衛生技術試験協会のHPで確認すると当日の10時に発表されていると思います。
はがきは遅れて届きます。